前回のブログでは
「真の強さは、しなやかさに宿る」
というテーマをお届けしました。
今回はその続編として、
「真の美しさの決め手は、巡りにある」
というお話をしたいと思います。
美しさで誰かを魅了すること。
そしてそれ以上に、
自分自身を、より好きになっていくこと。
その源にあるのが、「巡り」です。
「巡っているかどうか」は、
実は年齢よりも、顔立ちよりも、
ずっと正直にその人を映し出します。
血流やリンパといった身体の巡り。
呼吸や感情、気の流れ。
さらには思考の巡りまでも。
どこか一箇所でも滞ると、
身体は重くなり、肌はくすみ、
心はいつの間にか頑なになります。
それは老いではなく、
「巡りが止まっているサイン」。
女性の身体は、本来とても賢く、しなやかです。
月の満ち欠けに影響を受け、
季節の移ろいを敏感に感じ取り、
人生の節目ごとに、内側のバランスを変えていく。
だからこそ、
無理に頑張り続けるよりも、
足りないものを次々と足すよりも、
女性が本来備えている力を信じて、
巡りに身を委ねてみる。
巡っている女性は、軽やかです。
言葉には余白があり、
表情には柔らかさがあり、
何より、自分の内側にちゃんと触れています。
それは高価な化粧品や、
一過性のケアでつくれるものではありません。
深く呼吸をすること。
自分の身体にそっと触れること。
「今日の私は、どう感じている?」と問いかけ、
まずは「自分を愛するという選択」をすること。
巡りが戻ると、
肌は自然に艶を帯び、
声は澄み、
目には静かな力が宿ります。
それは「若さ」ではなく、
生きていることを謳歌する、
内側から湧き上がる生命力。
たった30秒でも十分です。
自分を慈しむ時間を習慣にし、
今日の自分に触れ、流れを取り戻す。
巡る女は、美しい。
それは、自分を大切にすることを
日々、選び続けている女性の姿なのです。
今年もありがとうございました。
今年一年、尚伽の想いや言葉に
触れてくださったすべての方へ。
心より感謝申し上げます。
忙しさの中で、
ふと立ち止まるきっかけとして。
ご自身の身体や心に、
そっと目を向ける時間として。
このブログが、
そんな小さな「巡りの入り口」になっていたなら、
これ以上うれしいことはありません。
来年も、
女性が本来の力を思い出し、
しなやかに、美しく巡っていけるような
そんなメッセージをお届けしていきます。
どうぞ、あたたかい年末年始をお過ごしください。
